月が綺麗ですね

婚活ノウハウ

皆さん、こんにちは。結婚相談所 HAPPYの根岸係長です。

最近の若い男性は私達が若かった頃に比べると、女性に対して消極的で、あまり自分の気持ちをダイレクトに好きな女性に伝えない傾向にある。

これ、私が若い頃に先輩から言われた言葉です。私も先輩(おじさん)になってみて同じことを感じます。

「え、そんな言い方じゃ。相手の女性には伝わらないよ。もっとダイレクトな表現で伝えてあげないと相手の女性は不安になっちゃうでしょ。」

そんな気持ちになることがしばしばあります。

しかし、何人かの事例を見ていて、「それでもいいのかな」と思うようになりました。

夏目漱石に関する有名な逸話で(ガセネタという説が今では有力だそうですが)、英語教師をしていた夏目漱石が、「I love you」に「我君を愛す」という訳を付けた生徒に対して、「日本人はそんなことは言わない。月が綺麗ですねとでも訳しておけ」なんて言ったというものがあります。

素敵な表現ですよね。日本人男性はいったいいつから肉食になったのか。高度成長期やバブル期の空気に浸った、むしろ限られた世代だけに備わった特徴だったのではないでしょうか。

私が見てきた事例では、それでも最後に気持ちは伝わってお二人は結ばれていきました。本屋に行くと、相手に気持ちを伝えるテクニックだとか女性と落とすテクニックみたいな本が溢れていて、なんだか自分もそうしなければいけないのかなと不安な気持になると思います。

でも、私はそうでない恋の形もあるように思います。そんなことをこの仕事を始めて会員様に教えてもらいました。

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