”合わないと思いました。”を解釈する

婚活ノウハウ

こんにちは。結婚相談所HAPPYの根岸係長です。本日は男性向けの記事を書こうと思います。
お見合いでお断りされた時、理由は分からないことが多いのですが、親切な方は理由を教えてくれます。結婚相談所のシステムで理由の欄があるので、そこに入力することになっています。

その中で多いのは、
「この方とは合わないと思いました。」
というものです。なんとも中身のないフィードバックです。なぜ合わないと思ったのかを聞きたいところですが、とにかくこのフィードバックが多いのです。

今日は、この「合わないと思いました」を少し丁寧に見ていきたいと思います。
どうしてそう判断されてしまうのか。
私の経験上、理由はほぼ二つに整理できます。


① 相手があなたといて楽しいと思えていない

一つ目はシンプルで、「楽しくなかった」というものです。ただ、これはあなたがつまらないとか、話が下手だからではありません。本質はもっと単純です。

あなたがしゃべりすぎているのです。

人は、自分が話しているときだけ「楽しい」と感じます。婚活でも同じで、女性が楽しいと感じる唯一の方法は、

女性に楽しくしゃべってもらうこと。

これしかありません。
いくら丁寧に説明しても、どれだけ価値観を語っても、それは女性にとって「聞く作業」でしかありません。聞いている側は楽しくありません。楽しいのは話している側です。

特によくあるのが、女性が話し始めた瞬間に「分かります、僕も〜」と自分の話に切り替えてしまうものです。これをされた瞬間、女性は「ああ、この人は自分の話をしたい人なんだな」と理解し、距離を置きます。

女性が求めているのは、難しい話でも上手い話でもありません。“自分が話しやすい空気”です。
話の入口になるのは、季節のこと、仕事のこと、好きなもの。この程度で十分です。あなたの役割は、相手の話を奪わず、言葉を拾って少し深掘りすること。それだけで女性は「この人と話していると楽しい」と感じます。


② あなたが相手を良いと思っていないのが伝わっている

もう一つの理由は、あなた自身が相手を良いと思えなかったケースです。これは誰にでもありますし、責められるような話ではありません。

ただし、ここで知っておくべきことがあります。

女性は敏感なので、あなたが乗り気でないことを必ず感じ取っています。

男性は自覚していなくても、女性は声のトーン、相槌の大きさ、反応の速度などの微妙な変化を正確に読み取ります。「思ったほどではないな」と感じた瞬間の温度の低さが、そのまま相手に伝わり、「合わない」という判断に変換されます。

では、どう振る舞うべきなのか。

次の二つを比べると分かりやすいです。

① あなたが相手を気に入らなかったので、あなたも相手もつまらない時間を過ごし、最後はお互いお断りになる。
② あなたは気に入らなかったけれど、相手には楽しい時間を過ごしてもらい、あなたはお断りするが、相手は交際希望を出す。

①には何も残りません。
一方②は、あなたにも相手にも“得”があります。

あなたは「相手に気持ちよく話してもらう」という最も重要な技術を練習できます。相手も、楽しい時間を過ごせたという前向きな経験が残ります。あなたが交際希望を出さない限り、無駄な交際が始まることはありませんから迷惑にもなりません。

つまり②は、全員にとって合理的で有益な選択なのです。
自分が相手を気に入ったかどうかと関係なく、目の前の相手に楽しく話してもらう。
その姿勢があるだけで、お見合いの質は大きく変わります。


③ まとめ

「合わないと思いました」と言われる理由は、結局この二つです。

① あなたが話してしまっている(=相手が楽しくない)
② あなたの興味の薄さ・乗り気でなさが伝わっている

どちらも大きな努力はいりません。少しやり方を変えるだけで結果は変わります。

せっかくお見合いの機会をいただいているのですから、目の前の相手に楽しんでもらい、その時間を自分を磨く場として捉えてほしいと思います。。


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